2020年01月06日

密葬を行うメリットとデメリット

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

密葬とは何かというと、基本的には参列者を呼ばないで、近親者だけで内々に済ます葬儀の事です。お通夜や葬儀、火葬まで近親者だけで行う為、後日改めて一般の参列者も参加出来るお別れの会を開く事も少なくありません。

また規模も近親者だけで行われる為、非常に小規模なのが特徴です。では密葬について、どういったメリットとデメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。まずメリットですが静かに故人を送り出す事が出来るという点です。

一般的な葬儀だとどうしても参列者が増えてしまい、挨拶等もしなければならない為、忙しく静かに弔う事が出来ません。しかし密葬であれば近親者だけなので人数も少なく、挨拶等もする必要がありません。他にも密葬は参加する人数が少ない為、状況に合わせて柔軟に形式を変える事が出来るというのもメリットです。

それから密葬後の本葬を行うまでにある程度時間の余裕が生まれる為、ゆっくりと場所の選定やプランを決める事が出来るというのも魅力の1つです。一方デメリットもいくつかあります。まず肉体的精神的な疲労が大きいという点です。一般的な葬儀であれば1回で済みますが、密葬の場合は別に本葬を行うというケースが多いです。その為結果的に2回葬儀を行わなければならず、準備も倍かかり結構大変です。あと葬儀費用も密葬と本葬の計2回分かかるので、経済的な負担が大きいというのもデメリットの1つとして挙げられます。