2020年12月25日

生前にできることが沢山あるから後悔しない

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事前に葬儀について相談をしたり、早くもプランニングして契約を締結、追加料金以外を支払って段取り良くこなす高齢者も少なくありません。誰しも、いつ命が尽きるかが分からない以上、まわりに迷惑をかけずに最期を迎えたいと思うようで、その万が一を考えて準備をしておく事前相談や事前予約、生前葬儀などは利用されています。

もちろん、生前葬に関しては、死を待っている実感しかわかないと感じる意見もあります。しかし、不安を解消できる道筋を立てるのは決して間違いではないでしょう。大切な方にとっては酷な話しですが、相談者はしっかり死と向き合い、家族と充実した時間を過ごすことに繋がるのではないでしょうか。

葬祭ディレクターも、最期に言えなかった言葉を生前葬で言えたなど、悔いの残らない利用がメリットだと話しています。また、生前葬で悔いが残るのなら、その後悔している部分をその後埋めることが可能です。あの人も呼びたかった、祭壇にあれをプラスしたかった、あの流れは省きたかったなど、問題点を本葬で執り行うことだって可能になります。

予行練習として生前葬を執り行うのもありです。その際は、費用を抑えておくことが良いでしょう。流れ、スタッフの段取りをチェックする程度で問題ありません。