2021年06月03日

供花を贈る前に知っておくべき基礎知識

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供花とは、通夜や葬儀に供えるために贈る花の事です。生前故人と親しくしていた方が贈ったり、通夜や葬儀に参列できない方が贈る事が一般的です。しかし、通夜や葬儀にはマナーがあるように供花を贈る時にもマナーがありますので、注意が必要です。

まずは、喪主の方へ贈る事を連絡して許可を取るようにして下さい。葬儀の形態によってはお花を飾るスペースがなかったり、そのためお悔やみの気持ちがあるからと言って一方的に送る事は避けた方が良いでしょう。二つ目は香典とお花の両方は送る時には注意が必要です。

両方贈る事も決して悪いことではありません。故人との関係性が深かった場合は両方贈る場合もあります。しかし、一般的にはどちらか一方でよいと言われています。三つ目は、進行する宗教によっては贈る花が違うという事です。

仏教の場合は菊の花、百合の花が使われる事が一般的です。他にも故人が好きだった花を使用するのも喜ばれます。神道は基本的に仏教と同じですが、白や黄色を基調とした花が良いと言われています。キリスト教に関しては、白いお花で生花に限られています。このように贈る前には確認しておくべき事がいくつかあります。通夜や葬儀はとても大切な故人の最期の別れの時なので、失礼がないように気をつけなければなりません。