2022年02月19日

お悔みの手紙を書く前に知っておきたいポイント

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訃報を受けたのにやむを得ない事情で葬儀に参列できないときや、葬儀を終えた後に訃報を聞いたときは、お悔みの手紙を送るのがマナーです。遺族は大切な家族を亡くして精神的にデリケートな状態になっているため、遺族に失礼な印象を与えないためにもマナーを守って手紙を書くことが重要です。

まず、お悔やみの手紙は初七日までに送るのが基本的なマナーです。もしも葬儀を終えてしばらく経ってから訃報を聞いた場合は、初七日を意識せず、できるだけ早いタイミングで送るようにしましょう。そしてもう一つ頭に入れておきたいポイントは、白い無地の便箋一枚に薄墨色の筆ペンで書くということです。

そして、不幸が重なるという連想を避けるために、一重の封筒に手紙を入れることも重要なマナーの一つです。もちろん、封筒も無地の白いものを選びます。また、手紙の内容を考えるときは、遺族の気持ちを思いやることが大切なので、死因を尋ねたり、忌み言葉を避けて書くようにしましょう。

さらに、手紙の最後に遺族を励ます言葉や悔しい気持ちをにじませる言葉を書くのはマナーに反します。特に励ましの言葉は、つらい気持ちを抱えている遺族の心を傷つけてしまうかもしれませんので、決して使わないように気をつけましょう。