2022年08月18日

一周忌法要に参列するときのマナー

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一周忌法要は故人が亡くなって一年目の節目に行われる重要な法要で、僧侶を招いてお経をあげてもらい供養を行います。参列するときは、遺族に失礼だと思われないように、そして自分が恥をかかないように正しい服装で参列することが大切です。

一周忌法要に参列するときは、喪服を着用するのがマナーです。コロナ渦と言われている今の時代、法要をお寺ではなく、自宅で行う場合も少なくありません。自宅で行われるときも喪服を着て参列すれば、遺族に失礼な印象を与えることがないので安心です。

また、参列するときは、お供えものを持参します。小分けになったお菓子や果物を持参すれば、法要が終わった後に参列者で分け合うことが可能なので、喜ばれると言われています。また、地域によって金額が異なりますが、香典を持参するのが一般的です。

香典の金額は、血縁なら1万円ほどが基本だと言われています。ただ、新型コロナウイルスの感染対策のため、法要の後に会食が行われない場合は、食事分を差し引いた金額を包めば遺族に負担をかける心配がありません。ちなみに、一周忌法要に参列するときに持参する香典には不祝儀袋を選び、表書きは御仏前と記します。そして、遺族に渡すときは、袋の向きを表にして一言添えて手渡すのがマナーです。