全部教えちゃう！なるせの万能葬儀リポートぶろぐ

お香典に書く御霊前と御仏前の違い

• 
• ツイート

葬儀に参列するときにお香典を持参するかもしれません。お香典を入れるための袋は文房具店や100円ショップなどにも売られているので、急に参列するために購入するときもあるでしょう。以前は名前などもすべて自分で書く必要がありましたが最近はいくつかのフォームが用意されていて差し替えて使うタイプもあります。

このとき御霊前と御仏前がありどちらを使うか迷うかもしれません。御霊前と御仏前はそれぞれ故人がどのような状況かによって使い分けるとされます。故人が霊なら御霊前になりますし仏なら御仏前になります。霊と仏の違いは宗教によって異なり、ある宗教では亡くなってすぐは霊の状態でその後四十九日法要を経て仏になるとされています。

別の宗教では亡くなってすぐ霊ではなく仏になるとされています。こちらを知っていると葬儀での対応もし易くなります。亡くなってすぐは霊で四十九日法要後に仏になるとする宗教なら葬儀の時のお香典は御霊前と書きます。

そして四十九日法要以後は御仏前と書きます。一方亡くなってすぐ仏になるとする宗教なら御霊前を使う機会はなく全て御仏前を使います。どちらかを書くなら書き間違いの心配がありますが、差し替えて使うタイプなら周りの人がどう書いているかを見てから差し替えてもいいかも知れません。