2023年10月15日

葬式において喪主は何をするのか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

喪主は葬式で大切な役割を担っているという点は知っていても、具体的に何をしたらいいのか理解していない方も多くいます。基本的に故人の配偶者や長男が務める喪主ですが、遺言に合わせて故人と縁の深い人の中から選ばれるケースもあります。

実際の喪主の役割を確認しながら、適切に対処できるようにしましょう。実際の喪主の仕事は、葬式の準備段階からスタートしています。まずは遺体の搬送先を決めて、葬儀社へ搬送を依頼します。このとき利用する葬儀社が決まっていない場合には、遺族と話し合いながら葬儀社の選定をする必要が出てきます。

また搬送の前には、医師から死亡診断書を受け取ることも忘れないようにしましょう。そして死亡診断書を持って役所に行き、火葬許可証を受け取ることも大切な仕事です。遺体の搬送が終了したら、葬式に向けて葬儀社側と打ち合わせをすることになります。

葬儀の準備では、参列する人数や規模に応じて、発注する食事などの違いが出てきます。訃報を知らせる人数などに合わせて、一般葬や家族葬など式の形式を決めましょう。打ち合わせは喪主だけではなく、ほかの遺族も同席することで確認ミスを減らして適切に対処しやすくなります。